2012年、急性骨髄性白血病と診断され、現役を引退する事になったスティリアン・ペトロフのチャリティーマッチに行ってきました。
彼がどんな選手で、どれだけの偉業を成しとげ、どれだけセルティックに愛されていたか、メンバーは誰で、スコアはいくつだったかとかはググッてもらう (手抜き) として、めずらしくブログの感想をちゃんと書こうと思ったのは、チャリチーマッチにもかかわらず、今まで観た試合の中で、最も面白い試合の一つだったからです。
最初に断わっておきますと、セルティックにもペトロフにも好印象を持っていますが、サポーターと胸を張るには程遠く、チケットも余っていたようなので、正直、観光気分での参加でした。
が、試合中は熱狂し、笑い、ブーイングし、人目をはばからず、号泣しました。
まず、選手入場のちょっと前から、セルティックの風物詩 You'll Never Walk Alone の大合唱です。これがどれだけ凄いかは、何百、何千じゃ効かないくらい記事になってると思いますので、ちょっと昔の動画でもどうぞ(手抜き2)。毎回思うけど、途中で会場に流す音楽の音を止めるのがにくい。
(観れない人への直リンク http://youtu.be/awositUJYLM )
最近だと、CL'12/13で対戦したACミランのサポが「最高のサポーターを持つセルテックと試合ができて嬉しい。ホームもアウェーも最高の雰囲気だった。」と言ってくれてました。
さて、試合ですが、プレーでどこが面白かったかざっと挙げると、
- 正確なミドルシュートでゴール
- ルーレット
- スルーパスを出して、DFとFWがよーいどん!
- ショルダーチャージガシガシしながら相手と併走
- オフサイドしてゴール。一度認められるも、後でノーゴールに変更
- 周りが詰ってきたら、逆サイドタッチライン際の選手へ正確なパス
- ゴール前でドリブル、足をかけられ倒されPK
- ループシュートでキーパー抜かれるもポスト直撃
- PK をキーパーが止める
- ペナの中でハンドするも、しれっーとプレーを続ける
- ものすごい豪快なスライディングで何度もボール奪取
- ペナ前で倒され、直接フリーキック
- 相手がクリアして自陣に飛んできたボールをキーパーがペナを飛びだし、トラップ
- そこで相手FWに詰られピンチ。。。。etc
何が言いたいか、分かります?
これチャリティーマッチです。絶対わざとやってる。いくつかは偶然かもしれませんが、ほとんどわざとでしょう。サッカーが好きな人なら、非常に良く覩るシーンで、しかも、スタジアムやテレビ前で絶叫するシーンです。それがテンプレートのように次から次へとくり出してきます。そして、会場も絶叫します、笑いながら。
日本でのチャリティーマッチだと「ガチでやります」とか言いだして、0-0のまま後半の後半に突入とか、あるいは、ありえない曲芸のようなプレーを狙ったり、そういうプレーができるように周りが待ったりすると思います。
そんなのは要らないんです。普段の試合のパロディだけで十分面白い。だって、来てるみんなはフットボールが大好きだから、どんだけフットボールが笑えて、悲しくて、理不尽で、それでも前向いて戦うものか知ってるから。フットボールへの愛情がたっぷりのチャリティーマッチだって、そう思いました。
そんなのは要らないんです。普段の試合のパロディだけで十分面白い。だって、来てるみんなはフットボールが大好きだから、どんだけフットボールが笑えて、悲しくて、理不尽で、それでも前向いて戦うものか知ってるから。フットボールへの愛情がたっぷりのチャリティーマッチだって、そう思いました。
もちろん、タイトにいくシーンだとか、悪質なファールなどはありませんでしたので、ある程度、自由にできる空間はあったでしょうが、それでも、本当に面白かった。
ギャグの部分も忘れていません。超人気バインドのワン・ダイレクション、メンバー、ルイ・トムリンソンが1Dの背番号で登場です。彼、超絶イケメンなので、会場の女性は発狂。黄色い声援飛びまくり。そして、おっさん連中大ブーイング。ボールを持つ度に、ブーイングと奇声の嵐でした。みんな笑いながら。
(画像は肖像権侵害を防ぐため、amazonへのリンクとなっていますので、ご注意を)。
(画像は肖像権侵害を防ぐため、amazonへのリンクとなっていますので、ご注意を)。
それ以外でも、試合が始まってからですが、だいたい一通りの観客が揃ったかなという時に(海外ではキックオフに合わせて会場入りしない客が大量にいます)、一度、試合を止めて、テレビカメラをピッチに入れ、ペトロフの紹介をし、会場からから10分近い大拍手とか色々ありました。
最後は彼のたどたどしい、心のこもった、泣きながらの英語スピーチがもありました。
それが終わり、締めの You'll Never Walk Alone を歌い出すと、彼の子供が猛ダッシュで彼に近づき、泣きながら抱擁します。奥さんも出てきて、ピッチの中央で抱きあうと、会場からは大歓声の嵐でした。
完全に涙腺崩壊です。やられた。
一部始終、動画があがってましたので、どうぞ。
(観れない人への直リンク http://youtu.be/4zPN-s5pof0 )
インタビューからのロングバージョン
(観れない人への直リンク http://youtu.be/1ko8e-9hX48 )
以下、いつもの、どうでもいい、写真
最後まで読んでくれて、ありがとうございました。
おまけですが、ワンダイレクションのルイ・トムリンソンは、オッサン連中だけでなく、選手にも心地良く向かえられてなかったらしく、ガブリエル・アグボンラホールにおもいっきりタックルされ、怪我して退場しましたwww。ギャル大発狂、おっさん連中は爆笑。
(観れない人への直リンク http://youtu.be/YV_rknYaUaU )
さらにさらに、 Louis Tomlinson sick on the touchline after getting tackled だそうで、もうツイッター界隈ではネタにされまくりでした。
Tackled, Hurt, Sick, Booed, Subbed out, Left early FOR CHARITY. now tell me why you don't like Louis Tomlinson.
— I'm a L 0/5 ER (@_narrygasm_) September 9, 2013
以下、そのグロ閲覧注意動画&画像です。
(観れない人への直リンク http://youtu.be/14LuK5iCq08 )
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